Colombia Carlos Soto Castillo Washed

Colombia Carlos Soto Castillo Washed

 

Flavor : Grapefruit, Lime, Darjeeling, Cinnamon

Origin : Colombia
Region : Gaitania, Tolima
Altitude : 1,810m
Producer : Carlos Andres Soto
Farm : Monserrate
Variety : Castillo
Process : Washed


【レシピ・ペアリング】
ドリップ(1杯用):粉14g お湯250g
コロンビア・トリマ地域ガイタニアの標高1810mで栽培されたカスティージョ種のコーヒーです。グレープフルーツやライムを思わせる明るく爽やかな酸味が特徴で、ほんのりとしたハーバルな印象が全体を引き締めてくれます。冷めてくると、ダージリンティーのような上品なフローラル感や、シナモンのような甘くスパイシーなニュアンスが顔を出し、時間とともに変化するフレーバーを楽しめます。
柑橘系のスイーツとの相性が良く、レモンケーキやシナモン入りのスコーン、紅茶のパウンドケーキとのペアリングが特におすすめです。朝食には、プレーンヨーグルトにハチミツやグレープフルーツを添えた軽やかなメニューと合わせると、このコーヒーの繊細な酸味がより一層引き立ちます。

【生産背景】
このロットは、コロンビア・トリマ県ガイタニア地域の「モンセラーテ農園」で栽培・精製されたコーヒーです。生産者のカルロス・アンドレス・ソト氏は、祖父母の代から続く三世代のコーヒー農家の一員であり、2019年から本格的にスペシャルティコーヒーの生産に取り組んでいます。
モンセラーテ農園は家族経営のマイクロエンタープライズの一部として運営され、カルロス氏はその中の5ヘクタールを管理しています。栽培されている品種は、カスティージョ種(20%)をはじめ、コロンビア・スプレモ種やF1種などで構成されており、多様なフレーバーと品質向上を目指した取り組みがなされています。
彼はプロセスの見直しと改善に日々注力しており、その努力の積み重ねが、モンセラーテ農園の安定した品質と、地域全体の評価向上に繋がっています。


【地域特性】
トリマ県ガイタニアは、コロンビアの中でも高地に位置するコーヒー生産地で、冷涼な気候と豊かな火山性土壌に恵まれています。こうした環境が、クリーンで複雑な酸味を持つコーヒーの栽培に適しており、特に明るくジューシーなフレーバーを持つ豆が生まれやすい地域です。
また、この地域では小規模生産者が多く、それぞれが独自の工夫と情熱を持って栽培・精製に取り組んでおり、個性豊かなマイクロロットが多く存在することでも知られています。

ブログに戻る