Travel Journal (Copenhagen)
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TERRA TRAVEL JOURNAL
Copenhagen 旅行記
2026年1月に友人達とCopenhagenを訪れました。今回の目的は、TERRA COFFEE ROASTERSの焙煎監修をしている松井宣明氏に会うこと。そして、彼のルーツでもあるCopenhagenの文化に触れること、さらにDenmark Coffee Festivalの視察と、松井氏が働くEnghave Kaffeでゲストバリスタを務めることでした。
Danish coffee roasting championship 2018年優勝、19年3位、20年2位の経歴があり、2023年からTERRA COFFEE ROASTERSの焙煎の監修をしてくださっています。
現地の気温は0℃〜−2℃ほどで、例年より少し暖かかったそうです。日本との時差は8時間。Copenhagenに到着してまず感じたのは、大阪ではなかなか味わえない、澄み切った冬の空気でした。冷たい風が頬に触れ、吐く息が白くなるたびに、遠くまで来たのだと実感します。寒さに少し身を縮めながらも、これから訪れるロースターや、現地で出会うコーヒーの風景を思うと、自然と気持ちは高まっていきました。日本とはまったく違う環境に降り立った瞬間から、Copenhagenでの旅が始まったように感じました。
Copenhagenに到着し街へ出れば、カラフルなアパートや煉瓦造り建築物、日本とはまったく違う景色や空気感に、時より吹く寒い風ですら心地良く感じるほどわくわくが止まりませんでした。
滞在中に特に印象に残ったのが「BMO」。初めて食べた瞬間、その味のシンプルさに驚きました。
食べる前は、「ハムとか入っていたらもっと良いのに…」と思っていたのですが、日本で食べるチーズとはまた違う力強い風味があり、チーズの塩味とパンの香ばしさだけでも十分な満足感がありました。このBMOを食べて以来、滞在中は毎朝食べるほど虜になりました。
サワードウブレッドに、ホイップバターとチーズを挟んだシンプルなサンドイッチ。
Guest Barista
こちらがノブさんが働くCopenhagen・Vesterbro地区にあるEnghave Kaffe。
現在NobuさんはCopenhagen・Vesterbro地区にあるEnghave Kaffeでマネージャーを務めており、僕とともに、TERRAのコーヒーを提供させていただきました。
Coffee served
Rwanda Bourbon Washed
Ethiopia Dega Washed
Costa Rica SL28 White Honey
3種類のコーヒーを、バッチブリューとエスプレッソで提供しました。ノブさんと同じバーに立ち、実際に隣でコーヒーを抽出できた時間は、背筋が伸びるような緊張感と高揚感がありました。
そして、現地でワーキングホリデーをしている日本人バリスタの方々をはじめ、業界では有名な方々にTERRA COFFEEのコーヒーを飲んでいただくことができました。
中でもCosta Rica SL28 WHは特に人気が高く、飲み終えたあとに「美味しかった」とわざわざ声をかけに来てくださる方も多く、とても嬉しかったことを覚えています。
DCF
Denmark Coffee Festivalという日本でも開催されるSCAJのようなコーヒーの祭典がデンマークでも行われており、今回はそちらにも行くことができました。
企業ブースが少なかったため、全体の大きさは日本よりも小さかったのですが、会場ではBarista ChampionshipとBrewers Championshipも開催されており、とても盛り上がっていました。また、Oataly社からオーツミルクを含む3種類のドリンクが無料で提供されていたり、紙カップのゴミを削減するため、MK studioさんの提供で試飲カップにMK cupが使用されていました。
出展者はデンマークだけではなく、スウェーデンやドイツなど周辺ヨーロッパの国からも集まっており、豪華なコーヒーフェスティバルでした。
Coffee Collective
デンマークといえば、世界的にもコーヒーカルチャーが盛んな国として知られており、今回の旅で必ず行きたいお店でした。その中でもCoffee Collectiveは、デンマークを代表するロースターとして多くの人に知られている存在です。今回は、そのロースタリーを訪れてきました。
施設の奥には、生豆倉庫や焙煎機、選別機が並ぶプロダクションルームがあり、その横にはスタッフ用のトレーニングルームや在庫倉庫まで併設されていて、想像以上に広大な敷地でした。
コーヒーはもちろん、店内で提供されているパンもとても美味しく、つい長居したくなる空間でした。日本でもここまで大規模なロースタリーを見る機会はなかなかなく、焙煎士として終始胸が高鳴るような時間でした。
また、InstagramなどのSNS越しに見ていた景色の中に、自分が実際に立っている。そんな不思議な感覚を覚えながら、本場のコーヒーを味わえた時間は、ずっと憧れていた景色の中に入り込んだような、特別な体験でした。
Koppi
こちらも北欧のコーヒーシーンを語るうえで外せない存在のロースタリーKoppi。普段は一般公開されていないロースタリー兼オフィスですが、友人が以前から親交があったこともあり、今回は特別に見学させていただきました。
国内大会やヨーロッパ大会でジャッジも務め、KoppiでQCを担当しているアン。そして焙煎を担当するチャールズ、発送などバックオフィスを担当するビヨン。どのスタッフもとてもフレンドリーで、温かく僕たちを迎え入れてくれました。ビヨンは焙煎所を案内してくれ、アンは何杯ものコーヒーを淹れてくれ、チャールズは僕たちのあらゆる質問に気さくに答えてくれました。
個人的にずっと好きでオンラインショップで購入し飲み続けていたKoppiに、まさか訪れる日が来るとは思いませんでした。
アンに淹れていただいたコーヒーは、この滞在期間の中でも最も印象に残っている一杯です。そしてチャールズとは、コーヒーの仕入れに対する考え方について深く話し、互いに強く共感し合えたことを今でも鮮明に覚えています。
ずっと憧れていた場所で、そこで働く皆さんと実際に時間を共有できたことは、本当に夢のような時間でした。